2011年2月21日月曜日

ご近所その5

夜のテムズ川はあまりに綺麗だ。
ここだけ見ればロンドンはなんて素敵な街なんだろうと思う。
ここにはロンドンの影が一切無い。

最近ここを夜歩く事が多い。
僕の住むカムデンは夜になると影が忍び寄る街なので
夜の散歩は中々出来ないという理由もある。
けれど実はこの場所の非現実的な空間を必要としているのかもしれない。

非現実的な空間の中で思考と時間は停止する。
少し心が露わになる気がする。
10年後にここを同じように歩いたら何を感じるのかな。

2011年2月13日日曜日

ご近所その4

実は住み始めた当初Camdenという街があまり好きになれなかった。
下町なので雰囲気はお世辞にも良いとは言えず夜になると奇声が絶えず(笑)
ハイストリートは週末になると観光客でごった返す…。
しかし実は中々の良い場所であることを気が付きつつある。

なんたって運河があるのだ。小さいけど。
リージェントカナルと呼ばれる13.5kmの運河は周りの世界から隔絶されとにかくのんびり。
ロンドンの良い所は街中でものんびり出来る公園やこういう場所がある所。


前に訪ねてくれた人が、ここら一帯はリトルベニスと呼ばれているらしい、と教えてくれた。
そんなあほな、と昔は当時は思ったけど本当だった。(本当にそういう地名があります)


何となく毎日を過ごしていると考える事を忘れてしまうので最近は考え事をしながら散歩するのにはまっています。
この運河沿いを晴れた日にのんびり歩くのは最高です。
思考はとめどなく拡散するので、散歩前にその日のお題を決めます。


運河をのんびり行く。船も乗れるみたい。


あんなところにSt.Pancrass駅。
枝分かれの無い一本道。
行きたいところがある人にはちょっと冷たい運河。知ったこっちゃないね、と知らん顔。
全て運河のなすがまま、人はそこを歩くだけ。しかし絶対に迷うことの無い安心感。
歩き考える事だけに集中出来ます。


意外に空も広いのです。
運河沿いは何だかポッシュ。都内で見る隅田川と同じ色の運河ですがポッシュ。
それに風も通り抜けて気持ちいい。


あ、リス(笑)


運河沿いのこの道の良い所は何たって自然が多い事。
水鳥も多く集まりとても賑やか。
ギャーギャー鳴いている子たちを見ると本当に春なんだな、と実感します。


今日はサービスでもう一枚リス見せちゃいます。


最後はリアルご近所さん。この前ベルギー人のフラットメイトが開いてくれたベルギーナイトにて。

ご近所その3

以前日本の友達と話していた時に「リスを見たい」と言ってたのでリクエストにこたえて(笑)
リス、どこにでもいます。
これうちの窓から撮った隣のお家の庭に住んでると思われるリス君。


夕焼けがきれいな日だった。
以前イギリス人のクラスメイトに飛行機雲って何ていうの?と聞いたら
「え、知らない…」と言われた。あまり話題になんないのかな。


ちなみに正解は"Con Trail"。


晴れた日のロンドンの夕暮れはこんな感じ。


最近気になる花。結構色んな所で目にする。これ桜の一種かなぁ?


晴れた日は公園もご機嫌です。


ちなみにこれがCamdenのメインストリート。
原宿とアメ横を掛け算して下北沢を足して2で割ったような強烈な下町です。

ご近所その2

撮りためた写真をどどん。

去年のハロウィン位のテムズ川沿い。

これも。ビッグベンやロンドンアイ、ウエストミンスターなどが集まる観光のメインスポットですが
夜も綺麗です。ぜひぜひ。

St.Pancrass駅。ネオゴシック形式だかの最も美しい?駅と称されて?いるそう。
うちはここから歩いて10分位。通学路なので毎日ここを通ります。
ずっと工事していましたが春には終わるとか。

クラスメイトの誕生日パーティーで行ったPubで食べたトースト。
アボガドと目玉焼き、それにブラックプティング(豚の血の腸詰)が乗ってて最高に美味しかった。
ビタービールにとても良く合います。

僕の住むCamdenにはロンドンでも有数の大きなマーケットがあって有名。
その名もStables (厩舎) Market。

この一帯は昔馬の休憩所だったり何だかんだしたそうで(良く知らない…)
色々な人が各地から集まる場所として栄えたそう。

僕の通ってる獣医の大学も元々馬のために作られましたからね。
そんな訳でCamdenには馬が溢れています。

KTもいます(笑)

2011年2月12日土曜日

ひと呼吸

今半期の2つの授業が先週で終わり実は今は学校はお休みです。
とはいっても試験期間というやつで僕が取ったコマはレポート提出のみで成績が決まるので
試験はありませんでしたが、のんびりお休みというわけではありません。
で、来週はReading weekでまた一週間休み。その次の週から新しいコマが始まります。
本当はこのプチ休暇を利用してカナリヤ諸島にでも…と目論んでいたのですが
想像してたより遥かに勉強が忙しく今回は断念。

久々に良く勉強した最近の日々でした。
Term1は危機感と入りの野望からかなり高いモチベーションで勉強出来ました。
そのおかげで客観的にはまあまあの成績も出たので指導教官も大分目をかけてくれるようになったり。
世界でもやっていける、という自信にもなりました。
やっぱり言葉だけです、壁なんて。日本人は間違いなく世界に通用すると実感。
(今感じる日本人の能力は具体的には「投げ出さずに努力出来る」という資質かな?)

それに比べ安心と慢心と慣れで緊張の糸が解けつつあったTerm2でしたが
友達と一緒に勉強するというナイスな事を最近始めたので
とっても良い感じで勉強とその他のバランスが取れています。
自分の心の弱さには相変わらず閉口しちゃいますが…
そんなわけでお休みですが普段より長く学校に居ます。

今日は課題の一つを提出。
「夫の言葉の暴力は慢性的疲労を引き起こすのか?」という質問に
実際に中国の地方都市で行われた聞き取り調査のデータを統計解析して答えるという課題。
これが本当にまぁ複雑といったらありゃしない課題でしたが
同時に超楽しい課題でもありました。
本当は疫学ってこんなに楽しいんだよ、っていうのを早く学生に届けたくなるような課題でした。
昨日は結局友達と学校で徹夜してレポート書いて
夕方に家に帰ってきてから即ダウン。
変な時間に起きてしまって今困っています。

大きな試験や課題の後はもー何もしたくない、と思うのが常でしたが
今は分からなかった事疑問に思った事をもっと勉強したい気持ち。
安住したくならない。とても良いコンディション。
まあ来週もレポート4つなので安住する余裕も無いですけどね。

スペイン人の友達に聞いたらカナリヤ諸島は今の時期天気があまり良くないそう。
春先は最高らしい~行きたいな。
とはいえ、ロンドン春めいてまいりました。
札幌の春の訪れの至福にはかないませんが
ロンドンの春もむちゃくちゃ嬉しいです。
春はやっぱり良い。春生まれのせいか僕は春になるとギアが上がります。ふふふ楽しみ。

2011年2月7日月曜日

今日の発見

誰の言葉なんだろう。良い言葉だ。

It's impossible- said Pride.
It's risky- said Experience.
It's pointless-said Reason.
Forget it-said Common sense.
No-said Instinct.
Give it a try-whispered the Heart.
Do what the heart wants.

2011年2月3日木曜日

若者よ、是非読むべし

このブログでもお馴染みのyu君が
とっても良い記事を書いてくれたので紹介します。

人生を楽しむ人達

僕が伝えたい事を全て書いてくれました。
さらに現状の問題を冷静に細かく分析していて素晴らしい。
僕はついつい感情的な文になって上手く伝えられない事が多いので…
yu君の文章は上手く客観的な視点を取り入れつつ書いてあるので
アレルギーなく読めるのではないでしょうか。

日本では「若者の内向き志向」という名で誤魔化されていますが
問題の本質は実はそこでは無いと思います。
まあゴチャゴチャ語るとせっかくのyu君の記事を台無しにするのでそれはまた機を改めて…。
とにかく読んでみそ!

2011年2月2日水曜日

使えない英単語2011Ver.(1)

久々に最近同級生などのネイティブに教わった英語を紹介するコーナー。

sweet tooth 甘党

one for a road 帰りがけの一杯
例)How about one for a road? もう一杯飲んで行きなよ?
強制するわけでもなく、もうちょっと付き合ってほしい時に良いセリフ。使い勝手が良い!

the hair of the dog 迎い酒
例)Hangover? Take(Have) the hair of the dog! 二日酔いだって?迎い酒しとこう!
昨日も飲み会で大変そうな友達を無理矢理飲みに誘うのに良いセリフ。
これを言われたら二日酔いと言えど付き合ってくれるはず。

肝心の英語ボキャブラリーは全然増えないなぁ。
正直年を感じる…ちゃんと勉強しないとダメだね。
ただイギリスのPUBはすっかり大好きです。
一人PUBも出来るようになりました(笑)