2011年1月24日月曜日

留学のための英語(1)

世の中には色々な人がいて色々な意見や考え方があって
留学についても色々な考え方があると思う。

僕が今このブログを書いている意味は大きく分けて2つ。
1)疫学という物を広めること
2)留学がどんな物か紹介すること

という訳で今回は留学について。
留学の殆どの場合必要になるのが英語です。
そして最も留学を志す者の心をへし折るのが英語です。

僕は日本人の両親の下に生まれ、帰国子女でも無く(2歳の一年間住んでただけ)
平均的な学生と同じく中学生から英語を学び始めました。
という訳で一般的なアドバイスが出来ると思いますので
僕が留学を達成する為に大事だと思った事3つを書きます。
今回はまず一つ目。

1)英語を勉強する

何を当たり前な、と言う事です。そうなんです、当たり前です。
僕は中高時代にあまり真面目な学生ではありませんでしたが(全部一夜漬け)
英語だけは好きだったので、まあまあ頑張って勉強しました。
と言っても主にやったのは高校3年間、NHKのラジオ英会話を毎日欠かさず聞いた事。

ところが。
大学に入って部活だ遊びだ、で全く勉強をしなくなりました。
大学入学時に留学する事は心に決めていたので英語だけは…と思っていたのですが
限りなく何もやらない状態が3年弱続きました。
そこで全ての貯金は無くなり完全に大学生平均レベルかそれ以下になりました。
特に会話は元々得意では無かったのが、本当にひどいレベル(旅行でかなり困るレベル)にまで。

転機は3年生の終わりに、その夏(4年生の夏)のザンビア研修に行ける事が決まった事です。
これを機に心を入れ替え、ラジオを再び聞き始めました。
といっても毎日聞くのは至難の業で週の半分位聞ければ良かった位でしょうか。
それと週一回、大学の英語の授業を取り始めました。
といっても半年ではそこまで伸びず、実際にザンビアに行って
最初の頃は毎日行われる英語の授業はチンプンカンプンでした。

それが半ばを過ぎたあたりから英語に慣れ始め
良い感じの脳で帰国しました。
これを駄目にしたらもう留学は無理だ、と危機感を抱き
帰国後も英語のクラスを取り出来る限りラジオを聞く、という事を続けました。
5年になって時間が出来たので英語の授業を週2回に増やしました。(フランス語も取ってた)
通訳の初期レベルの授業を取ったのですが、これは良かった。
英語の瞬発力が徐々に付いてきました。

流石にそろそろ受けねばヤバい、と5年の秋に先延ばししていたTOEFLを初めて受けました。
一切TOEFLの形式が分からなかったので
ReadingとListeningの参考書を一冊ずつやりました。
5年の夏休みでしょうか。2週間位、毎日図書館で頑張りました。
多分大学生活で一番勉強した時期でした。
その調子でSpeakingとWritingも終わらせるはずでしたが
直前に燃え尽き(笑)結局その2つは手つかずに…。

初めてのTOEFLは超難しくて、超長くて、超疲れました。
しかもSpeakingとWritingはどんな問題形式なのかすら知らなかったため
与えられたテーマについて15秒考えて30秒喋りなさい、みたいな問題に愕然としました。
正直かなり留学に焦りを感じ始めました。

6年になっても何を言われようと、なりふり構わず英語とフランス語の授業を取りました。
タイムリミットを夏の奨学金申請の時期に定め出来る限りTOEFLを受けようと思いましたが
結局何だかんだで6年の夏に一回受けただけで終わりました。
今度こそと思ったSpeakingとWritingの参考書も全く終わりませんでした。
6年生は時間が無かったし何より精神的に英語だけには集中出来なかったので
結果としてあまり勉強出来ませんでした。

とは言え4年生の頃に比べ5・6年生の時は圧倒的にレベルが上がりました。
特に「喋る」能力は主に英語の授業と、次回書く「話す」事によって鍛えられたと思います。

ここまでのまとめ。
英語の授業とラジオが鍵。
そして忙しくなる前にTOEFLを受けるべし。

~続く

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